thumbnail-慶州 文武大王陵(경주 문무대왕릉)-0
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序章

慶州から奉吉里海水浴場行きのバスに乗って50分ほど行くと東海が見え、その青い水面の先に小さな奇岩が見えてきます。これが新羅・高句麗を統一した新羅第30代王である文武大王の水中陵です。

他に例を見ないこの水中陵は文武大王の遺言によってつくられたものです。大王は亡くなってから海の龍となり国を守る存在と考えられており、王室は王の死後、慶州からほど近い距離にあるこの地を選び、この岩島に大王を葬ったとされています。
周囲200メートルの岩の中心東西南北に水路を造って小さな穴を掘り、深さ3.6メートル、幅2.85メートル、厚さ0.9メートルの大きな石を水中2メートルの深さに置き、その下に遺骨を奉ったといわれていますが、火葬にして灰をまいたという学者もおり、議論が続いています。
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🗺 場所

慶尚北道 慶州市 陽北面 東海岸路1366-9

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