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序章

* 自然との出会いがある場所、山林博物館 *

公州にある岩の絶壁・蒼壁(チャンベク)に阻まれ渡し舟に乗って行き来しなければならなかった僻地の村であったこの場所に、1994年忠清南道山林環境研究所が移転、周辺にある保存状態のよい鬱蒼と茂った森を錦江(クムガン)自然休養林に指定、1997年10月山林博物館が開館しました。



ここの見どころは山林博物館、樹木園、温室、野生動物園、野生花園、池、八角亭などで、韓国中部地域最大の全天候自然学習教育場として遜色のない施設を兼ね備えています。



山林博物館の建物は百済の伝統様式を活かして建てられました。「自然との出会い、山林の歴史、山林の恩恵と利用、苦痛をうける山林、山林制作と未来の山林」をテーマに、山林に関するさまざまな展示を行っています。錦山(クムサン)のイチョウの木、公州のケヤキの木、安眠島の松の木なども実物大で再現されています。



ガラスのドームでできている大型温室には熱帯・亜熱帯植物を展示・栽培しており、野生動物園にはツキノワグマ、イノシシなどの10種の動物や、オシドリ・クジャクなど31種の鳥類を飼育しており、29へクタールの樹木園は一般の観覧客向けの山林学習教育の場となっています。



クロフネツツジ園、梅林などの専門樹木園やショウブ・ノコギリソウ・ノギクなどの野生花を観察できる野生花園、噴水、滝、虹の橋などがある伝統池もあります。





* 山林博物館の現況及び意義 *

敷地面積は5,331ヘクタール、施設全28棟の建築面積11,305平方メートルとなっています。現在、管理課(庶務・施設管理)、林業試験課(山林資源研究、環境林業、林業生産研究、栗研究)、山林博物館(管理・自然学習)に編制され業務を遂行しており、錦江自然休養林、錦江樹木園、山林博物館、熱帯温室などの様々な施設を兼ね備えています。
忠清南道の名山・鶏龍山(ケリョンサン)系の国賜峰(クッサボン)の麓で渡し舟でしか行き来できなかった僻地の保存状態のよい山林に休養林及び附属施設を作り、現在では韓国中部地域最大の山林休養文化空間及び自然学習場としての役割を果たしています。
電話番号
ホームページ
忠南山林環境研究所 http://keumkang.chungnam.go.kr(韓国語)

🗺 場所

世宗特別自治市 錦南面 山林博物館キル 110

🔎 情報

お問い合わせ・案内
+82-41-635-7400
駐車施設
あり
休みの日
1月1日、ソルラル(旧正月)・秋夕当日
利用料金
大人1,500ウォン
利用時間
夏季9:00~18:00
冬季9:00~17:00
※チケット販売は閉館1時間前まで
スケール
地下1階、地上2階 3,173平方メートル