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序章

京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)徳陽区(トギャング)龍頭洞(ヨンドゥドン)にある西五陵(ソオルン)は、敬陵(キョンヌン=朝鮮王朝第9代の王・成宗(ソンジョン)の父で王に即位する前にこの世を去り、死後、王の称号を追贈された追尊王・徳宗(トクチョン)とその妃・昭恵王后(ソヘワンフ)韓氏の陵)をはじめ、昌陵(チャンヌン=朝鮮王朝第8代の王・睿宗(イェジョン)とその妃・安順王后(アンスンワンフ)の陵)、弘陵(ホンヌン=朝鮮王朝第21代の王・英祖(ヨンジョ)の王妃・貞聖王后(チョンソンワンフ)の陵)、翼陵(インヌン=朝鮮王朝第19代の王・粛宗(スクチョン)の王妃・仁敬王后(インギョンワンフ)の単陵)、明陵(ミョンヌン=朝鮮王朝第19代の王・粛宗とその1番目の継妃(後妻)・仁顯王后(イニョンワンフ)、2番目の継妃、 仁元王后(イノンワンフ)の陵)のすべてで五つの王陵からなる王陵群です。



西五陵は同じく京畿道の九里市(クリシ)にある東九陵(トングルン)に次ぐ大規模な朝鮮王朝王室の家族墓となっています。

朝鮮時代の王室では、その格により、王と王妃の墓を「陵」、王の実の親・皇太子・嬪(側室の中でで一番上の正一品の女性あるいは世子の正妻)の墓を「園」、大君(王の正妻の息子)・王女などの墓を「墓」としていました。


西五陵にはこの五つのの陵以外にも、朝鮮王朝初の「園」で第13代の王・明宗(ミョンジョ)の長男・順懷世子(スンフェセジャ)とその妻・恭懷嬪(コンフェビン)尹氏の墓・順昌園(スンチャンウォン)や、綏慶園(スギョンウォン=第21代の王・英祖の後宮・暎嬪(ヨンビン)李氏の墓)、永懐園(ヨンフェウォン=第16代の王・仁祖(インジョ)の長男・昭顯世子(ソヒョンセジャ)の妃・愍懷嬪(ミンフェビン)姜氏の墓)があり、近年では歴史にさまざまな逸話を残した第19代の王・粛宗の後宮であり朝鮮王朝第20代の王・景宗(キョンジョン)の実母・張禧嬪(チャン・ヒビン)の大嬪墓(テビンミョ)も西五陵の敷地内に改葬されました。
ホームページ

🗺 場所

京畿道 高陽市 徳陽区 西五陵路 334-32

✏ 詳細情報

Admission Fees

外国人観覧料
満19歳~満64歳 1,000ウォン
満7歳~満18歳500ウォン

文化のある日
観覧無料日:毎月最終週の水曜日
対象:朝鮮王陵を訪問する韓国人・外国人

無料観覧対象者:要身分証提示
満6歳以下および満65歳以上の外国人

🔎 情報

お問い合わせ・案内
+82-2-359-0090
駐車施設
あり(小型車44台、障がい者専用車両2台)
※駐車場は狭いためできるだけ公共交通機関をご利用ください。
休みの日
月曜日
利用時間
2~5月、9~10月6:00~18:00
6~8月6:00~18:30
11~1月6:30~17:30
※入場券販売は締切1時間前まで