春花フェスタ

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樹木園の入口をくぐると、透き通る色彩が印象的なクロッカスやハクモクレン、黄色い山茱萸（サンシュユ）の花々が満開に咲き乱れ、訪れる人々を出迎えてくれます。
樹齢100年を超える盆栽作品が展示されている盆栽庭園にも春が訪れ、青々とした新芽が芽吹いています。
ピンク色の芝桜がひとつふたつと顔を出しはじめるススキ園を横目に通り過ぎると、黄色が鮮やかなかわいらしいスイセンの花が一面に咲く姿が目の前に現れ、新しい春の生命力を感じさせてくれます。そして花冷えでつぼみのままだった梅の花も花開き、甘い香りを漂わせます。
ゆっくりと園内を歩いていると、春花の女王と称される色とりどりのチューリップ6万本が、ハヌルキル、ハヌル庭園、月光庭園一面を染め、春の楽しい気分を一気に高めてくれます。
特に、教会の建物の周りにチューリップが咲き並ぶタルピッ庭園は、新たな春の息吹を感じさせ、美しい4月の風景となっています。
樹木園を代表する庭園・下景庭園はさまざまなオブジェが自然の中に溶け込み調和した庭園でその風景も素晴らしく、およそ200種あまりの花々や100種あまりの木本性植物があります。