序章

星州邑から27キロメートル離れた所にある伽倻山は、昔から韓国の8つの名勝のひとつとして知られており、1972年に国立公園に指定され、主峰の七仏峰は標高1,433メートルもあります。星州郡、陜川郡、居昌郡の境界に位置しています。主峰の頂上には日照りが長く続いても干からびることがないと言われる「牛鼻井(ウビジョン)」があり、山の中腹には磨崖仏立像があります。その他に、海印寺から西側に約2キロメートル離れた渓谷にある名の知られた龍門滝など、素晴らしい景色もみどころです。

伽倻山国立公園でもっとも有名な場所と言えば、「海印寺」とその周辺にある「紅流洞渓谷」です。大蔵経板殿がある海印寺は、紅流洞渓谷に沿って約4キロメートル入り込んだ山の麓にありますが、その区間には武陵橋をはじめとして、籠山亭、題詩石、噴玉瀑、霽月潭、会仙岩、落花潭、畳石台などがあります。籠山亭と題詩石は1万年もの間この場所にあったもので、新羅の崔致遠(チェ・チウォン)に由来する遺跡です。
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🗺 場所

キョンサンブク道ソンジュ郡スリュン面ペグン里

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