順天支石墓公園

松光面の住岩湖畔に造られた支石墓公園は住岩ダムの建設によって水没地域にあった先史遺跡を1ヶ所に集め復元した所です。この地域に散在していた多くの文化遺跡を保存・継承するために発掘調査を実施した結果、旧石器遺跡4ヶ所、集落地4ヶ所（200基）、支石墓24ヶ所400基、白磁陶窯地1ヶ所、立石4基が発掘されました。その中で代表的な支石墓群を移転・復元し、歴史教育の場と住民の憩いの空間として活用するため、18,000坪余りの敷地に公園がつくられました。野外展示場には支石墓140基余りと先史時代の竪穴式住居6棟、旧石器時代の家屋1棟、南北方式の模型支石墓5基、ソッテ、立石が展示されており、他にも支石墓から出土した遺物を展示した遺物展示館、全南地方の墓祭の時代別変遷と映像室を兼ねた墓祭展示館があり、公園一帯が全羅南道文化財資料第154号に指定されています。